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- X680x0 Ko-Window サーバー CTRC 設定
- kocrtc.win v1.00
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- 1995 6/16 小笠原博之
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- Ko-Window サーバーで管理している CRTC テーブルの、スクリーンパラメータを取
- り出し&設定をするプログラムです。自作の画面モードを自由に設定することができ
- ます。
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- ●使い方
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- (1) kocrtc 設定ファイル
- (2) kocrtc -g 出力ファイル
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- (1) 設定ファイルに従ってサーバーの CRTC テーブルにパラメータの書き込みを行
- います。設定後 scrmode.win を起動することで、新画面モードでの切り替えや設定
- を行うことができます。設定ファイルは (2) の書式で作ることができます。
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- (2) 現在のサーバーの CRTC テーブル情報をファイルに取り出します。
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- ●設定ファイル
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- 1行につき CRTC パラメータを 1つ (1word分) 16進数で記述したものです。1つの
- スクリーンモードにつき 16ワード必要なので、全部で 128 行必要です。設定時は行
- 数で判断しているので、必ず 128行存在しなければなりません。1つでもずれると変
- な事になってしまうため注意が必要です。# で始まる行はコメントで、読み込み時に
- 無視します。
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- <例> kocrtc -g による出力例
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- # SCREEN-0
- 100 (256)
- 100 (256)
- 2D (45)
- 4 (4)
- 6 (6)
- 26 (38)
- 237 (567)
- 5 (5)
- 28 (40)
- 228 (552)
- 1B (27)
- 10 (16)
- 0 (0)
- FF0A (65290)
- 2810 (10256)
- 0 (0)
- # SCREEN-1
- :
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- 行の後ろにかっこで囲ってあるのは、10進数での値です。これはコメントであり読み
- 込み時には無視されます。
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- ● CRTC パラメータ
- (こぺるさんの書かれたものを引用させていただきました)
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- +$00 DC.W Xsize 表示画面の大きさ
- +$02 DC.W Ysize
- +$04 DC.W R00 水平トータル
- +$06 DC.W R01 水平同期終了位置
- +$08 DC.W R02 水平表示開始位置
- +$0A DC.W R03 水平表示終了位置
- +$0C DC.W R04 垂直トータル
- +$0E DC.W R05 垂直同期終了位置
- +$10 DC.W R06 垂直表示開始位置
- +$12 DC.W R07 垂直表示終了位置
- +$14 DC.W R08 外部同期水平アジャスト
- +$16 DC.W R20 VRAM構成(下位8ビットのみ有効)
- +$18 DC.B HRL ドットクロック(0:HRL=0 / 1:HRL=1)
- +$19 DC.B BG BG使用可能枚数(0:BG使用不可)
- +$1A DC.B Htotal スプライト水平トータル(0:スプライト使用不可)
- +$1B DC.B Hdisp スプライト水平表示開始位置
- +$1C DC.B Vdisp スプライト垂直表示開始位置
- +$1D DC.B SPres スプライト解像度
- +$1E DC.W Rsv00 予約
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- この説明ではバイトサイズのパラメータもありますが、kocrtc の設定ファイルでは
- 常にワード単位でのみ数値を扱うので注意して下さい。
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- ●最後に
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- 配布、転載は自由です。
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- 小笠原博之 oga@dgw.yz.yamagata-u.ac.jp
- SPS-NET: SPS0783 COR.
- DenDenNET: DEN0006 COR.
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